テーブルソー(木工)
2023 2 20 (art23-0521)
木の切断時に、テーブルソー(テーブルの真ん中に丸ノコの刃が飛び出ている)を使うと、作業が楽になります。特に、同じ幅の平板を何枚も調整する場合には。手持ちの丸ノコ(日立FC-6MA2)を使って、簡単なテーブルソーを作りました。テーブルソーは、テーブルを作って天板の裏面に丸ノコを取り付けて作ります。しかし、凡夫の作業場に専用のテーブルを置くスペースがありません。そこで、馬台にのっている角材の枠に、丸ノコを取り付けた平板を置くだけのものにしました。ただ、丸ノコがむき出しのままでは、多量の切りくずが飛散しますから、対策として、集塵ホース付きの木箱で丸ノコを覆いました。
作成
材料 平板:70x90cm、2cm厚の集成材、 木箱用:厚さ1cmのスギ板
方法
- 平板に丸ノコをとりつける。丸ノコの金属製のベースに、5か所穴(5mm径)を開けて、平板の中央に、丸ノコをボルトとナット(ワッシャーとバネ座金付)で固定する。
- 丸ノコを覆う木箱を作る。ハウジングカバー部を外に出して、できるだけ小さな木箱を杉板で作る。木箱の側面に、45mm径の穴を開けて、集塵ホース用アダプターを取り付ける。
- 平板の補強と取り付け。接着面の垂直方向のたわみを防止するため縦方向に40mmの角材を入れて補強し、馬台にのせた組枠に取りつける。
平板と刃の角度を90°に調整して、試し切りをしてみました。普通?に切れます。切りくずは、平板の上に少し飛散しますが、下にはほとんど出ません。使えそうです。
ただ、丸ノコの回転のON/OFFを電源スイッチのON/OFFで行うため、電源を切ってもブレーキがかからず、しばらく刃が回り続けます。刃に触れないように、注意しなければなりません。丸ノコのON/OFF回路をちょっとつつけば、外部スイッチのON/OFFでブレーキが効くようになります。しかし、そうすると、平板から取り外して、手に持つ丸ノコとして使うときに勝手が悪くなります。どうしたものやら。とりあえず、しばらく使ってみましょう。