メダカの産卵と孵化
2023 6 12 (art23-0553)
小さな水槽が2つ、三和土の靴箱の上に置かれています。それぞれ、6匹と7匹のメダカが泳いでいます。メダカは、赤い体色の ”楊貴妃” とまだらに模様がはいった ”まだら” です。しかし、長い間飼っているうちに、赤い体色が薄くなり、まだらの模様もなくなってきました。一見、普通のメダカです。この数日、水槽の金魚藻に、卵が見られるようになりました。しかし、卵は、翌日の朝には、失くなっています。メダカに食べられてしまうのでしょう。魚は卵や孵化したばかりの稚魚を食べます。これは、口に入るものは何でも食べる習性があるからです。糞のような食べられない物でも、口に入れます。そして、すぐに吐き出します。
水槽のメダカは産卵と食卵を繰り返していましたが、すこし、孵化させてみることにしました。金魚藻に付着している卵が多くなった頃合いを見計らって、金魚藻ごと別のタッパー移しました。数日後の今朝、30匹近くの稚魚(針子)の姿が見えます。孵化後、3日間は卵嚢から養分をとります。その後は金魚藻や苔を食べてくれるでしょう。