ウメの収穫
2023 6 15 (art23-0554)
今年も、ウメの収穫期をむかえました。ウメの木は、小梅、小粒南高、南高、白加賀、豊後、の5本です。白加賀以外のウメは、大きな木になっています。ウメは生長が早いと聞いていましたが、確かに、枝をぐんぐん伸ばします。隣の先住果樹のカキやプルーンの木と肩を並べるようになりました。白加賀は、花粉樹として、南高と豊後の間に植えて育てていますが、昨年、役に立たないことが分かり、枝を切り落として小さな木姿にしています。
木が大きくなって、果実が沢山付きました。
6日に、小梅を収穫しました。2Kg程とれました。数日おいて、豊後を収穫しました。こちらは7kg程です。
我が家のウメは、農薬散布を控えていますから、果実の表面に斑点が出ています。特に、豊後では、多くの果実が斑点を持ちます。これは細菌によるかいよう病斑だと思います。食べても平気ですから、あまり気になりません。
南高の収穫はまだです。果皮が黄化するのを待っています。梅干しにするため、できるだけ、樹上で熟させてから収穫します。南高は、果皮が柔らかく、果肉が厚いので、梅干し向きです。しかし、当地では、豊後(野花豊後と言う)の栽培が盛んですから、梅干しと言えば、野花豊後です。豊後は、果皮が厚く、種が大きいので、柔らかい梅干し作りには向きません。
昨年、家内が南高と豊後で梅干しを作りました。食べ比べてみたところ、南高に軍配があがりました。柔らかく、ねっとりした梅干しです。炊きたてのご飯にのせて、箸で押し広げて食べると最高です。ただ、噛み応えがあり、あっさり気味の梅干しを好む人には、豊後をお勧めします。