エンジンポンプ-畑の散水
2023 8 3 (art23-0568)
毎日畑に出て、野菜とイチジクに水をやっていますが、こう暑い日が続き、雨が降らないと、畑全体が乾いてきました。畑には他の果樹も植えていますから、それらの果樹の水切れが気がかりです。そこで、畑全体に水を撒こうと、エンジンポンプを通販で購入しました。 工進社のハイデルスポンプSEV-25Lです。2サイクルエンジンで、排気量25cc、最大吐出量は110L/minです。重量は5.5kg。安価であること、軽量であることの2点からこの機種を選びました。
届いたポンプは、おもちゃのような小型のエンジンポンプです。軽いので持ち運びは容易です。
早速、試運転しました。吸入口に吸入ホースを、吐出口に散水ホースを繋ぎ、台車の乗せて、畑に持ち出しました。散水ホースは、家庭用の内径15mmのビニールホースで、長さは15m程です。
吸入ホースの先端にストレーナーを付けて、用水路に沈めます。 呼び水を注入して、エンジンを掛けました。吸入ホースが水で満たされ、しばらくすると、散水ホースの先端から水が出てきました。十分量の吐出です。小型ながら使えます。ただし、エンジン音が甲高いのでうるさく聞こえます。出力を抑えて使うことにしました。
ミカン畑の水撒きがおもいのほか楽しく、気を良くして、もう一つの畑(野菜と果樹を栽培している畑)の果樹区画にも水をまくことにしました。ポンプを移動させ、ホースをつぎ足し、全長65mとしました。エンジンをかけると、散水ホースの先端から水がでてきました。さすがに、ホースを長くしたので吐出の勢いが今一です。エンジンの出力を上げると、勢いは増すのですが、その分、エンジン音が大きくなります。民家の間を流れる水路から水を取っていますから、あまり大きな音をたてることはできません。ほどほどの出力で運転することになります。
畑全体にたっぷり水を撒きました。1時間ほどかかりましたが、それでも、柄杓を使って45Lのポリ容器に水を汲み上げて、4輪台車で運んで、水を撒くことを思えば、随分と楽な水撒き作業です。