金魚、口のパクパク
2023 8 10 (art23-0570)
玄関の上り框に続く廊下に水槽を置いて、3匹の金魚を飼っていました。大きくなり、窮屈そうでしたから、庭に大きなポリ容器 (80 x 60 cm, 25cm深さ) を置いて、そこに金魚を移しました。南からの日射をさえぎるため、斜めに塩ビの波板製の古い雨戸を掛けました。金魚の引っ越しは4月です。水槽で飼っている時は、エアレーションを行って、水中の溶存酸素を確保していました。庭のポリ容器に移すとき、エアレーションをどうするか、迷いましたが、しばらく様子をみてから決めることにしました。幸い、水面で口をパクパクすることがなかったので、エアレーションは不要と判断しました。
しかし、このところの暑さで、庭のポリ容器内の水温が上昇したのか、金魚が水面で口をパクパクするようになりました。水温が高くなると、(1)空気中の酸素が水に溶け込む量が少なくなり、(2)金魚の酸素消費量が増えます。そのため、水中の溶存酸素量が不足がちになります。
昼中の水温を計ると29℃でした(気温は35℃)。ポリ容器の下半分が地中に埋め込まれているとは言え、かなり高温になることがわかります。これでは、溶存酸素量が不足して、アップアップするのも無理からぬことです。
エアレーションを行いました。屋内に置いたポンプから、壁に通した銅管を介して、シリコンチューブでエアストーンへ接続しました。3m程の長さです。 エアレーションを始めてしばらくすると、金魚の口のパクパクが止まりました。