今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ニューメロン

2023 8 17 (art23-0572)
15日、紀伊半島に上陸した台風7号が豊岡市付近を通って日本海に抜けました。ゆっくり(15km/h程度)台風で、ここ湯梨浜町でも、午後2時頃に強くなった雨風が10時頃まで続きました。その間、道路を挟んで向かい側のYさん宅の風呂場兼納屋の屋根のトタンが、風に煽られてガタンガタンと大きな音を立てていました。
台風の風は北からの風です。畑の北側に植わっているプルーンの木はもろに風を受けることになります。来月早々に収穫を予定しているプルーンの果実が落ちてしまうだろうかと気がかりでした。
翌日の朝、畑にでてみると、プルーンの果実袋が十数個落ちていました。予想に反して、落下は少なく、一安心です。畑の他の果樹、イチジク、カキ、ポポーは無事でした。野菜の方は、キュウリの支柱が大きく傾斜していましたが、キュウリ自体はなんとか生き伸びていました。別地区のミカン畑とクワイ床も無事でした。既に収穫が始まっているイチジクに続き、プルーン、ポポー、そしてカキの収穫ができそうです。

さて、今日の本題です。台風がやって来る前の話です。
畑のちょっとしたスペースに、ニューメロンの苗を1本植えていたところ、10cm程の大きさの果実が5つ成りました。収穫して食べてみたところ、素朴な甘さがあり、我が家では好評でした。

ニューメロンは、子供の頃に、スイカとならんで、よく食べました。ただ、もうすこし小ぶりだったように記憶しています。近所の畑には蔓が縦横に伸展し、葉の陰に果実がごろごろ見えました。昭和世代の人には一つの原風景であり、なじみ深い食べ物でしょう。

ニューメロンの由来ははっきりしないのですが、普及したのは1950年頃だそうです。それまでのメロン(梨瓜、白皮、白肉)は、甘さの強い黄金系ウリにおされて衰退したようですので、ニューメロンは甘さと芳香を強めた品種として ”新たに” 登場したのでしょう。

湯梨浜町に移住し、家庭菜園を行うようになって、マクワウリとニューメロンを作ってみました。どちらも、手のかからないウリ科の食べ物です。土が肥えていれば、放っておいても、果実を付けてくれます。ただ、ウリハムシが寄ってきますから、時折、退治する必要があります。

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