今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

定年退職後の田舎暮らし

2023 9 4 (art23-0577)
定年退職後、田舎に移住して、家庭菜園と木工工作を楽しんでいます。田舎には親が残した家と畑がありました。家は築後55年になりますが、あと数十年は持ちそうです。また、家の裏には旧母屋の一部が納屋として使われていました。この納屋を整理して、2階を木工工作の作業場と木材置き場として使っています。畑地はこぢんまりとしたもの (12x11m) で、家の近くにあります。手前の一画で野菜を、奥のほうで果樹を作っています。

木工工作は都会でもできると考えていましたが、実際やってみると、都会でやるのはちょっと無理かなと思います。難点は、音、スペース、材料入手です。
音:電動工具はそれなりの音が出ます。なかでも、手押しカンナの音は強烈です。
スペース:電動工具が増えると設置スペースが必要になります。また、木材を保管するスペース、さらには木材を乾燥させるスペースも必要です。
材料入手:作る物によっては丸太が必要です。この丸太、田舎では容易に、安く手に入れることができますが、都会では難しく、高くつきます。また、手に入れた丸太を保管するスペースも必要です。
こう考えると、いろいろな制限や制約を受けて、都会の住宅ではやりたいようにはできそうにありません。ここでは、やりたいようにやっていますから、木工工作を楽しもうと田舎に移住したことは間違っていませんでした。

凡夫の場合は、退職後の住み処として、この田舎がありました。しかも、ここには、すぐ近くに池と海がありますから自然環境は悪くありません。さらに、各家に温泉水の配湯管がきていますから、お湯が蛇口から出ます。温泉風呂を楽しめます。この地に家と畑を残してくれた親に感謝しています。お陰で、木工工作と家庭菜園を楽しめます。

では、田舎の家と畑が無かったらどうしたかと言えば、おそらく、どこかの田舎に中古の家を買って移住し、木工工作と家庭菜園を楽しんでいるだろうと思います。また、木工工作の延長で、家のあちこちに手を加えているでしょう。家は、30年ほど使えればよいので、中古で十分です。
ちなみに、ここ湯梨浜町の中古物件に当たると、築30年ほどの一戸建て物件が2つ売り出されています。いずれも、980万円で、土地の広さは143m^2と189m^2です。まあ、これくらいの広さがあればなんとかなります。畑の方は、放置畑が多く、タダでも売れないと聞いていますから、買ってもよし借りてもよしです。
おそらく、どこの田舎でも中古住宅の状況は似たり寄ったりでしょう。築年数が50年以上の家は2~300万円で、30~40年だと800万円前後で、20年以下だと1000万円を超えます。また、畑や田圃の状況も似たようなものでしょう。

家と畑があれば、とりあえず木工工作と家庭菜園はできます。しかし、移住して死ぬまでそこに住むとなると、その地の人になる訳ですから、地元の人や風習と関わることになります。このあたりのことが "田舎暮らし云々" と題する本に面白可笑しく書かれています。人それぞれ事情があるでしょうが、凡夫のように、やりたいことをやりたいようにできる場所が田舎であれば、田舎に住むだけのことです。逆もしかりです。ただ、田舎から都会への移住は、それ相応のお金を用意しておく必要があります。

677-1_goya_20230830


【戻る】