プルーンの収穫と加工
2023 9 21 (art23-0582)
この数日、プルーンの果実を収穫しています。今年のプルーンはサイズが大きく、甘さもたっぷりです。パンパンに膨らんだ袋(梨用の小袋)を剥ぐと、濃紫色の果皮一面に白い粉が付着した果実が現れます。この白い粉は、ブルーム(果粉)と言って、果実が自ら作り出したろう物質が表面に滲み出て来たもので、水分の蒸発を防いで乾燥から守り、雨や露などをはじくことで病気の発生を防止する働きがあるそうです。室温で追熟させたプルーンを家内と食べています。家内は、一度にたくさん食べるとお腹を下すと言って、一度に2個しか食べませんが、凡夫はそのようなことはありません。下痢は、プルーンが便秘薬にも使われているソルビトールを豊富に含んでいるからだそうです。
今年はプルーンの出来がよかったので、小箱に詰めて、娘夫婦と息子夫婦に送りました。食い過ぎてお腹を下して、プルーンが嫌いにならなければよいのですが。
生食とは別に、加工してドライプルーンにしています。作り方は簡単ですが、乾燥に時間を要します。2階の出窓の上枠に針金をとりつけて、プルーンの入った水切りかごをぶら下げています。この数日、夕方になると空模様が急変して雨が降ったりしますから、早めに屋内に取り入れて、翌朝外に出します。天日干し2日後に種を取り出し、さらに1,2日干して完成です。