今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

クワイの花

2023 9 25 (art23-0583)
クワイの花が咲きました。クワイの栽培は3回目になりますが、花穂が伸びて開花したのは初めてのことです。繁殖は種芋を植え付けて行っていましたから、花のことは気に掛けていませんでした。花が咲いて種子ができれば、種子からでも繁殖できることになります。

583-1_kuwai-hana_20230920

花は3枚の白い花弁からなり、中央に黄色の雄しべが見えます。外側に3片の灰桜色の萼があります。3個の花柄が茎の一節から出ています(3輪生)。しかし、雌しべが見あたりませんから単性花のようです。これは雄花です。雌しべだけをもつ雌花はまだ咲いていないと思っていましたが、花の下の方に玉のようなものがたくさんついています。これも3個ずつ輪生です。玉には3片の灰桜色の萼らしきものが付いています。いずれも花柄側に折れています。これが雌花で、玉のようなものが雌しべのようです。花弁は見あたりませんから、開花して散ってしまったのでしょうか。
数日前に見た時は、まだ、蕾の状態でした。膨らんだ蕾を包んでいる萼片の間から白っぽい花弁らしきものが見えていました。雌花の開花を見逃したようです。雌花は一斉に咲いて、いっきに花弁を散らしたのでしょうか?

583-2_kuwai-hana_20230923 583-3_kuwai-hana_20230915

種子がとれるかちょっと知りたいところですが、クワイ栽培の目的は大きな塊茎を育てて食用にすることですから、余計な茎は取り除くべく花穂を茎元から切断しました。

この時期、株から離れた場所から、新芽が出てきます。これまた、余計な茎は取り除くべく鎌を差し込んで、元部から切り取ります。今年は、新芽の発生が多いようです。匍匐茎の先端から芽が出てしまうと、大きな塊茎になりません。

花穂が伸長し花を咲かせたこと、株から離れた場所から新芽が多く出できたこと、これらは、今年の猛暑が関係しているのでしょうか。暑さといえば、近所の人の桃畑の桃が全滅したとか。親指大まで育った幼果が落ちてしまったそうです。長いこと作っているが、初めてのことだ、と、その人は言っていました。他方、梨はよい出来だったそうです。我が家のプルーンもよい出来でした。暑さの影響といっても、いろいろです。何がよくて何がわるいのか、やってみなければ、終わってみなければ分かりません。今年のクワイの塊茎、大きくなるのかどうか、掘り出してみるまで、これまた、分かりません。


【戻る】