REXON のバンドソー(電動帯鋸)
2023 10 9 (art23-0587)
Rexon社のバンドソーBS-10K2を購入しました。バンドソー(帯鋸)は、リョービ/京セラのTBS-80を使ってきました。悪くないのですが、厚みのある木材の切断には限界があります。ヒノキの 10.5cm角の柱材から、ブロックを切り出して小物を作成しています。TBS-80では10.5cm厚の木材を切ることができないので、鋸や丸ノコを使って整形しています。時間や手間がかかっても、1つや2つだけでしたらそれでよいのですが、数が多くなると、やっかいです。そこで、ちょっと高価でしたが、Rexon社のバンドソーBS-10K2を通販で手に入れました。図体が大きく、重量もあります。
BS-10K2は、18cm厚の木材まで切ることができますから、ヒノキの10.5cm厚の柱材を切断できます。切断面もかなりきれいで、真っすぐにきれます。
試しに、同じ柱材を使って挽き割りをやってみたところ、厚さ2,3mmの薄板が簡単に作れました。TBS-80は、刃幅6.35mm、刃厚0.36mmですが、BS-10K2は、10mm/13mm、0.65mmですから、刃厚が大きく硬いので、横ブレがすくなく、刃の下方移動が安定しています。また、刃幅が大きいので、ゆがむことなく直線的に切れます。さらに、BS-10KS2のパワーは600Wですから、大きなモーターの回転は力強く、厚い材もサクサク切ってくれます。一方、TBS-80のパワーは320Wですから、無理な力を掛けると止まってしまいます。
BS-10K2が使えるようになり、厚さのある木材も扱えるようになりました。大きな木材から、必要なサイズの角材ブロックや板材を切り出しています。整形が容易になり、木工の楽しみが拡大しました。