電動工具
2023 10 12 (art23-0588)
Rexon社のバンドソーを購入して、木工に必要な電動工具がほぼそろいました。スライドソー、テーブルソー(丸ノコで自作)、バンドソー、ジグソー
トリマー
自動カンナ、手押しカンナ
サンダー、ベルトサンダー
ボール盤
普段よく使う電動工具はスライドソーです。もっとも、使用頻度は作るものによって違ってきますが。しかし、木工の基礎は木材を基準面に対して直角に切ることだと思っています。この直角出しの精度如何によって、作品の良し悪しが決まります。スライドソーを使えば簡単に直角出しができます。
木工を楽しもうと、電動工具を1つ2つと買い集めていた頃、スライドソーの購入を植木職人のYさんから強く勧められました。Yさんは趣味と実益を兼ねた木工を長い間行っている人です。Yさんの助言で、スライドソーを購入しましたが、大正解でした。それまで、直角出しは、電動丸ノコを直角ガイドに合わせて行っていたのですが、正確に直角に切ることはなかなか難しく微妙な狂いが生じます。どうしたものかと困っていた頃でしたので、スライドソーを初めて使った時は感激しました。いとも簡単に、直角に切れました。
次は、自動カンナと手動カンナです。
板材の場合、表面を滑らかにするためカンナ掛けをおこないます。このとき、自動カンナが有用です。表面を平滑にすると同時に厚さの調整を行うことができます。角材の場合、自動カンナに加えて、手動カンナを用いて側面の直角出しを行います。
こうしたカンナ掛けは、表面の粗い木材を出発材料とする時で、滑らかな表面の木材の場合には必要ありません。しかし、後者の木材は高価ですから、凡夫はもっぱら、安価な、野地板のような切りっぱなしの材を使います。表面がザラザラで、厚さが不揃いですから、使う前に下処理が必要になります。
そして、次は、テーブルソーです。
テーブルソーは、下処理した木材を、サイズに合わせて切断します。テーブルソーは自作で、天板に丸ノコを取り付けただけの簡単なものですが、これが有るのと無いのとでは、作業効率が大きく異なります。特に、同じ幅の板材や角材を多数用意するときには。
また、凡夫は、製材所から端材を、一束(軽トラ一台分程、1000円以下)単位で手に入れて使っています。この端材から2-4cm角の長さ2mの角材を、テーブルソーで切り出します。端材ですから木の表皮付きです。虫食い箇所が多々ありますが、まあ、安価ですから、しょうがありません。
趣味の木工を考えている人に、お勧めする電動工具はスライドソーです。ホームセンターで、下処理済みの木材を買って使えば、カンナ掛けは不要です。寸法に合わせて切るだけですから、スライドソーさえあれば事足ります。直角出しはもちろん、好みの角度で切断できます。また、傾斜をつけての切断もできます。まずは、スライドソーから、です。