今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩3分で東郷池, 自転車10分で日本海です。 また、ハワイ温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。

畑の復旧

2018 05 17 (art18-009) 
「ばんなりましてな」夕方になると、よく耳にした言葉である。母も、それを、道行く人と交わす挨拶言葉として用いていた。「こんばんは」より、心地よい響きがあった。その母は亡くなり、母が大切にしていた畑が残った。亡くなる数年前、果樹の苗木を植えた。その果樹も、今では大きく育っている。この度の横浜からの転居に伴い、道路側の数本の果樹をかたづけて、野菜を育てるスペースをつくった。夏野菜の栽培に挑戦する。そう、挑戦である。母が生きていれば、あれこれ聞くことができるのだが、それはできない。しかし、ありがたいことに、道行く人から、アドバイスをいただいている。

【今日の作業】
トマトの “あんどん形の囲い” を取り除き、枝を支柱に縛り付けました。あんどん形の囲いは、風よけ、虫よけ効果があると聞き、定植時に設けたもの。確かに、この頃の風は強く、幼苗の倒壊防止には効果がありそうです。また、藁を敷きました。敷き藁の効果は、泥はねと乾燥の防止、および地表温度の調節と聞いています。これだけだと、藁を、畝と平行に敷いても直角に敷いても、同じことのようですので、平行に敷いてみました。もう一つの作業、“芽かき”も行いました。こちらは、一本仕立てとするため、わき芽を摘み取ります。

幼苗ながら、顔を近づけるとトマト特有の匂いがします。これは、トランス-2-ヘキセナールと呼ばれる化合物で、青葉アルデヒドとの別名があります。草や葉の匂いの主成分です。この匂いに抵抗のある人がいますが、匂いの成分が分かっていますから、対処方法はあるでしょう。
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