アルミサッシ戸枠の錆取と塗装 (家のリフォーム)
2018 07 01 (art18-0025)
今住んでいる家は、父母が50年前(昭和43年)に建てたものです。当時、凡夫は、15歳で、羽合中学の3年生でした。翌年の4月に、米子高専の電気科に進学するため、生家を離れました。この家では1年間ほどしか生活していません。しかし、定年退職後の今、この家で過ごしています。民家も50年たてば、いたるところにガタがきています。おいおい手を加えようと考えています。今回は、内縁の建具、ガラス戸のアルミニウム枠に生じた “錆”(腐食)を取り除き、見栄えを良くしました。
アルミニウムは、酸化アルミの保護皮膜を形成しますから耐腐食性にすぐれています。しかし、この酸化被膜が消失すると、腐食が内部に進行します。均一に腐食が進行する場合は、目立ちませんが、局所的に腐食すると、穴があいたり周辺が膨らんだりして、花が咲いたような斑点が目立ちます。局所腐食には塩化物イオンが関わります。塗装などで水との接触を遮断したり、塩素イオンの混入を防ぐ等で、ある程度腐食を防止できます。
今回の作業工程
1.マイナスドライバーや紙やすり (400番) を用いて錆を削りおとす。
2.布きれで削り屑をふき取る。
3.枠に合わせてマスキングテープを貼る。
3.アルミニウム専用の錆止めを塗る(2回塗り)。
4.アルミニウム専用の塗料(シルバー色)を塗る(2回塗り)。
5.乾いたら、マスキングテープを剥がす。
この塗装で、斑点状の錆が目立つことはなくなりました。とりあえず、これで、よしとします。何年もつのかわかりませんが。