スイカ (夏野菜の栽培)
2018 07 12 (art18-0030)
畑の奥に植えたスイカが実をつけ、日増しに大きくなっています。 6月に、雌花に雄花を合わせて、人口授粉させたものです。雄花と雌花の識別は、花の下部の子房のふくらみの有無でできます。雌花には子房のふくらみがありますが、雄花にはありません。また、雌花の雌しべは、花弁の奥にひっそりとおさまっています。雄花の雄しべは、ひだ状で、花弁よりすこし上にのびています。雄しべを指で触れると花粉が付きます。他にも、花柄(花を支えている茎)の太さにも違いがあります。雌花は太くて頑丈ですが、雄花は細くてしなやかです。
スイカ栽培の初心者にとって、いつ収穫するかは、大問題です。実の熟度がわかりません。おいしい自家製スイカが食べれると、家内が大いに期待しています。とりあえず、Webで情報を集めてみました。完熟時期を推測する指標が載っています。
1.着果節位の巻ひげが枯れて濃褐色になる。
2.実の付いているつる元に若毛がなくなる。
3.着果周辺の葉が枯れてくる。
4.実を叩くと、ポンポンと音をたてる。
5.実の表面の縞模様がはっきりし、凹凸がつく。
6.実の下部が黄色になる。
7.実の下部のくぼみ(ヘソ、花が落ちた箇所)が少し大きくなる。
どの指標を採用するか、“ここは思案のしどころ”です。経験知のない凡夫は、 大玉スイカの非破壊型糖度計、しかも、畑で使える携帯タイプ、があったら、と思います。