ハワイゆ~たうん (温泉施設)
2018 08 04 (art18-0039)
上浅津の船着き場から湖岸道路を挟んで、温泉施設、”ハワイゆ~たうん”、があります。1993年(平成5年)にオープンしました。当時は市町村の合併前で、施設名に羽合町の “ハワイ” が付いています。湯は天然温泉です。凡夫も、何度か入りました。ガラス張りの高い天井、また、大きな浴槽。ゆったりとした開放感に浸ることができます。また、浴槽は3つで、浅い浴槽があります。施設の前を通ると、子供連れの家族が自家用車から降りてくる姿をよく目にします。夏になると、駐車場には県外ナンバーの車が多くなります。この数年の年間入浴者数は、6-7万人だそうです。倅も、こちらに帰省すると、自宅温泉風呂には入いらず、”ゆ~たうん” で一風呂浴びてきます。施設の利用
大人 360円 小人 210円 幼児 100円 (回数券あり)
営業時間 9:00 ~21:00
(第4木曜日は定休日、その他の木曜日は、17:00~21:00)
駐車場あり(30台)
凡夫が子供の時には、”ハワイゆ~たうん” の場所に梨の選果所がありました。現在の船着き場から西側に入り込んで、”ハワイゆ~たうん” の前、そして、西側の公園を含む一帯が、当時の船着き場であり、多数の船が停泊していました。梨は、船着き場からみて北東の宇野地区、東の宮内地区の丘陵地で栽培されていました。東郷池の沿岸道路がつく前の話ですから、収穫された梨は、小舟で運んでいました。
小舟といっても、大層な発動機を備えていました。発動機を始動させることは、子供にとって、大きな挑戦でした。左手でシリンダー内の圧縮空気を開放させるバルブを引いて、右手でフライホイール(弾み車)を勢いよくまわし、バルブを離すと、ポン、ボン、ポンと間延びした排気音をたてて始動します。そして、ポ、ポ、ポと音が連なり高速回転へ移行します。バルブを離す寸前にフライホイールを回す右手に力を加えます。子供にとって、フライホイールは、ばかに重く、両者のタイミングを合わせることは難事で、ポン、ボン、ポンと、発動機がかかった時は、大いに興奮したものです。