コブフウセンウオとミズヒキガニ
2018 08 16 (art18-0046)
鳥取空港のすぐ近くに、賀露カニッコ館があります。施設案内にはこう記述されています。「カニを中心にさまざまな水性生物を展示・紹介する施設です。見て、触れて、体験して、鳥取県の魅力を感じてください」と。無料の小型の水族館です。家族揃って、「かろいち」で買い物をした後、ちょっと立ち寄ってみました。ここは、いつ入っても、驚きがあります。今回も、興味深い生き物に遭遇しました。2つだけ、ここで、紹介します。
コブフウセンウオ
腹鰭の吸盤でモノにくっ付くダンゴウオ科に属する魚の一種です。水深100mの冷たい海で暮らしている。風船のように、丸っこい体をしている。どこかにくっ付いて、微動だにしません。小さな置物? 姿の愛らしさもあって、人気者だそうです。
鳥取県の沖合水深100 mで採集された。針金のような細長い脚をもつ。洋ナシ型の甲に長い眼柄が付く。4番目の歩脚が短く、上にあげている姿が、水引に似ているとか(名前の由来)。クモか、絡んだ糸くずに見えます。