水木しげるロードの妖怪
2018 09 02 (art18-0054)
お盆過ぎの18日、境港市の水木しげるロードに行きました。帰省していた娘と3人です。息子も帰省していたのですが、早めに帰りましたので同行できませんでした。これまで、水木しげるロードには数回行っています。今回は、ロード誕生25周年の7月に完成したリニューアルロードを見て回ることが目的でした。妖怪ブロンズ像は、数を増し、棲む場所ごとに分類され、5つのゾーンに配置されていました。総数177体の妖怪ブロンズ像が、境港駅から続く800mの商店街に立っています。歩道も整備され、歩き易くなっていました。太陽の照り付ける暑い日でしたが、お盆直後ということもあり、大変賑わっていました。4点のブロンズ像を紹介します。妖怪ガイドブックの解説付きで。
畳叩き
夜中に畳を叩くような音が聞こえる。バタバタ、とも、パタパタとも呼ばれている。〔姿を見せない妖怪と思いますが、だだをこねている子供のように見えます。足をバタバタさせているのでしょうか〕
いそがし
この妖怪に憑かれると、とにかくあくせくしていないと心が休まらない、じっとしていると、何か悪いことでもしているような気分になる、とか〔”あくせく” を形にすると、こうなりそうです。凡夫も、かつて、とり憑かれていたのでしょうか。〕
すっぽんの幽霊
すっぽんを食べ過ぎると現れる。〔よく見えなかったのですが、すっぽんの顔をしているらしい。体全体がしなやかです。すっぽんを食べる機会がありませんので、凡夫とは縁の無い幽霊/妖怪です。〕
田の神
稲作を守り、豊作をもたらす神。〔どうして僕はここにいるのだろうか、と、困惑顔に見えます。〕