今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩3分で東郷池, 自転車10分で日本海です。 また、ハワイ温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。

オナモミ (瀬上池/横浜市栄区)

2018 10 05 (art18-0064) 
久しぶりに横浜に行きました。かつて住んでいた横浜の住居は横浜市栄区にあります。今は、娘が住み、そこから東京の仕事場に通勤しています。栄区は横浜市の南部に位置し、鎌倉市に隣接しています。区の中央を “いたち川” が東西に流れています。

ここには、USAから帰国し、鎌倉市にある製薬会社に就職した時から定年退職するまでの20年間住んでいました。
すぐ近くに、 “いたち川” の水源の一つである瀬上沢から流れ出る小川があります。 小川沿いの道を上流にたどれば、瀬上池に到達します。池を取り囲んで深い森が 形成されています。 “瀬上市民の森” と呼ばれています。この小川沿いの道が凡夫 の散歩コースでした。自宅から約2km、往復1時間です。この小川は、蛍の生息地として、地元では有名です。

久しぶりに、瀬上池への道を歩いてみました(画像1、2)。少し暗くなり始めた時刻でもあり、多くの人の姿を見かけました。歩いている人、走っている人、いろいろです。5年ぶりですが、周辺の風景が全く変わっていませんでした。静かな森です(画像3)。隣りの宅地区の変化を思えば、これは、かなり奇怪なことです。歓迎すべき無変化です。

道脇のオナモミが実をつけていました(画像4)。今は緑色ですが、秋が深まれば、灰褐色に変わっていくのでしょう。“ひっつきむし”と呼ばれているように、表面の棘で動物の毛にまとい付き、運ばれるそうです。凡夫は、その現場をみたことがありませんので本当のところはわかりません。ただ、そばを通れば、どんな服にもよくくっつきますから、そうなのでしょう。くっつくオナモミの実の多くは、成熟して花柄と離脱し易くなった灰褐色のものです。水分が抜けて軽くなっているので、一度、からみつい実は、毛からなかなか離れないのではと、ちょっと気になります。

オナモミはどこにでも、自生しているものだと思いますが、ここではみていません。

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