今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩3分で東郷池, 自転車10分で日本海です。 また、ハワイ温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。

チャバネアオカメムシ

2018 10 12 (art18-0066) 
畑の奥のほうに、柿の木が2本あります。品種は “次郎”(甘柿)と “種なし西条”(渋柿)です。カキノヘタムシによる落果を防ぐため、2回(6月2日と8月11日)農薬(パダンSG+ラビライト)を散布しました。それが、効いたのか、幼果が生理的に落果した後、際立った落果はみられません。

気温が下がり、ようやく柿の実に色が付き始めました。チャバネアオカメムシを見つけました。“次郎柿” のへたに隠れてじっとしています。ちょっと出てきてもらうため、指先を近づけると、素早く枝に移動しました(画像2)。名前のとおり、茶色の翅をもった緑色のカメムシです。

カメムシは果実を吸汁します。果実の変形や落果の原因になると言われています。今年は、カメムシが大量発生しているようで、被害防止の呼びかけが県病害虫防除所から出されました。発生しているカメムシは、チャバネアオカメムシの他、クサギカメムシ、ツヤアオカミムシの3種で、被害は11月まで続くということです。幸いなことに、凡夫のところの柿には、目をひくような被害は出ていません。

“チャバネ”で思い出すのは、大学の時の友人です。ゴキブリの研究をしていました。ゴキブリと言っても、家庭の主婦を鬼の形相に豹変させるクロゴキブリではなく、チャバネゴキブリです。茶色っぽい羽をもった小型のゴキブリで、クロゴキブリのようなテカテカ感がなく、ただの虫です。屋内外とどこにでもいるゴキブリです。当時(40年前)、新幹線の中でも見かけました。幾度となく、彼の昆虫採集に同行しました。

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