戸袋の修理(奥の納屋)
2018 11 12 (art18-0077)
古い家屋の一部を納屋として使用しています。一階は物置として、二階の2部屋は木工作業場として。部屋の東側に廊下があり、外と板戸で仕切られています。100年前に建造された家なので、板戸は廊下の両端の戸袋に収納できるようになっています。ガラス戸と違って、板戸は光を通しませんから、締め切ると真っ暗になります。室内に光を入れるためには、板戸を取り外す必要があります。すべての板戸を戸袋に収納する方式はよく考えられていると感心します。さて、今回は、北側の戸袋を作り直しました。戸袋の外側の薄板に大小の裂け目があり、雨が吹き込んでいました。先の台風24号の通過時には、北東からの雨風で廊下が水浸しになりました。
作業工程
1.古い戸袋を解体する。
2.木材で、骨組みを汲む。(画像1)
3.防水シートを張る。(画像2)
4.幅広の薄板を隙間なく張る。
5.薄板間の隙間を覆うように、幅狭の薄板を張る。(画像3)
6.黒色ペンキを塗る。板戸の色に合わせる。(画像4)
これで、戸袋からの雨の侵入は防げると思います。
今回、初めてスライド丸鋸を使いました。これまで、板を直角に切断するとき、丸鋸ガイドをあてて直角を出し、それにそって丸鋸で切っていました。この作業は結構神経をつかいます。しかし、スライド丸鋸で行うといとも簡単にできました。