テッポウムシ
2019 01 17 (art19-0098)
畑の中ほどに、プルーンの木が2本植わっています。10年程前、横浜から帰省した時に、ホームセンターで購入した苗木を定植しました。大きくなるがままに育ち、随分、縦に伸びた樹形になっています。枝が込み合っていましたので、剪定を試みました。剪定は、今年の結果枝を確保し次年の結果枝が育つように、そして、適度な隙間を設けて生育を促すように、枝を切断することと理解しています。未経験の剪定作業ですが、そうなるように枝を払ったつもりです。しかし、そうなっているかどうかは、開花・結実する季節になるまでわかりません。カミキリムシは、枝に傷をつけて産卵します。孵化した幼虫は、木部を食べて成長します。トンネル状に食い荒らします。1-2年後、成長した幼虫は、トンネルの中で蛹になります。5~6月頃、羽化した成虫は、木部を齧って外に出てきます。
テッポウムシが棲みついた枝は、いずれは、勢いがなくなり、枯れていきます。枝の中ほどに、おがくず状の虫糞とヤニが付いていることがありますが、これは、ぼぼ、テッポウムシの仕業です。
プルーンの木、長い間、ほったらかしでしたから、テッポウムシによってあけられた穴が、随所に見られます。花を付け、実を結んでくれるのかと心配になります。