今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

テッポウムシ

2019 01 17 (art19-0098)
畑の中ほどに、プルーンの木が2本植わっています。10年程前、横浜から帰省した時に、ホームセンターで購入した苗木を定植しました。大きくなるがままに育ち、随分、縦に伸びた樹形になっています。枝が込み合っていましたので、剪定を試みました。剪定は、今年の結果枝を確保し次年の結果枝が育つように、そして、適度な隙間を設けて生育を促すように、枝を切断することと理解しています。未経験の剪定作業ですが、そうなるように枝を払ったつもりです。しかし、そうなっているかどうかは、開花・結実する季節になるまでわかりません。

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枝を剪定鋏で切っていると、切断面の中央に穴があいている枝が見うけられます。その枝を根元に向かって少しずつ切っていくと、切断面の中心が黄色になることがあります。芋虫状の幼虫を輪切りにしているようです。これは、カミキリムシの幼虫で、“テッポウムシ”(鉄砲虫)と呼ばれています。中には、小さな枝から太い枝に入り込んでいるテッポウムシも見られます。

カミキリムシは、枝に傷をつけて産卵します。孵化した幼虫は、木部を食べて成長します。トンネル状に食い荒らします。1-2年後、成長した幼虫は、トンネルの中で蛹になります。5~6月頃、羽化した成虫は、木部を齧って外に出てきます。

テッポウムシが棲みついた枝は、いずれは、勢いがなくなり、枯れていきます。枝の中ほどに、おがくず状の虫糞とヤニが付いていることがありますが、これは、ぼぼ、テッポウムシの仕業です。
プルーンの木、長い間、ほったらかしでしたから、テッポウムシによってあけられた穴が、随所に見られます。花を付け、実を結んでくれるのかと心配になります。

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