今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ブロッコリー

2019 01 28 (art19-0101)
庭の奥に、猫の額ほどの畑があります。納屋の東南側にトタン屋根の小さな物置がありました。昨年の夏、これを取り壊した跡地に土を入れて畑にしました。家内が管理しています。堆肥を入れて土作りに取り組んでいました。

9月になると、家内は3本のブロッコリーの苗を植えました。その後、ブロッコリーは大きく成長しました。しかし、花蕾が小さいままいつまで経っても肥大しないので、家内は気を揉んでいました。また、青虫が発生し、葉を盛んに食べるようになりました。家内は青虫をみつけては踏みつけていました。見落としがあるらしく、葉は穴ぼこだらけになってしまいました (11月中旬)。

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このままでも花蕾は肥大するだろうとは思いましたが、虫食いがひどく、見るに忍びないだろうと、下葉を取り除きすっきりさせることをアドバイスしました。それがよかったのか、花蕾は少しずつ肥大してきました (12月中旬)。

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1月に入ると、随分大きくなった花蕾を前に、「収穫しようか、どうしようか」と言い続けていました。迷いに迷い、家内は一番大きな花蕾をつけたブロッコリーを収穫しました (1月中旬)。

その日の夕食には、家内製ブロッコリーが出てきました。さっと茹でたものです。味は、まあまあでした。

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数日後、近所から “大山ブロッコリー” のおすそわけがありました。さっと茹でたものが食卓に上がりました。こちらの方が、家内製のものより、味がしっかりしていておいしく感じました。家内も同意見でした。売り物は売れるだけのことはあるんだなー、と感心しきりです。

“大山ブロッコリー” は、大山山麓の黒ぼく土壌で栽培されています。この土壌は、とてもやわらかく有機物を多く含むので、高品質でおいしいブロッコリーが育つそうです。新鮮さを裏付けるため「葉付きのブロッコリー」として出荷されているとか。

昨年末(平成30年12月27日)、“大山ブロッコリー” に "GIマーク" が付きました。これは真正な地理的表示産品であることを証するマークです。GI は Geographical Indications の略です。鳥取県では他に、"こおげ花御所柿"(八頭町)と "鳥取砂丘らっきょう/ふくべ砂丘らっきょう" (鳥取市福部町)が登録されています。


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