【家内の寄稿】
初めての靴とお椀
2019 01 31 (art19-0102)
我が家の二階には納戸があります。使うことはないけれど、捨ててしまうのは…というものなどがしまってあります。誰が何処で使ったのか分からない数台の電気炬燵や火鉢、今は用なしの扇風機、文机や本棚、子どもが描いた絵、などです。先日、探し物をしていて、すっかり忘れていた子どもの小さな靴を見つけました。娘が最初に履いたものでとても小さく、かわいらしい靴です。何でも自分でしないと気がすまない娘は、30分かけて靴を履いていました。そんなことを懐かしく思い出しました。子育てで忍耐を学んだことも。もう一つはお食い初め膳のお椀です。生後百日目にお赤飯と吸い物、尾頭付きの魚を用意しました。子どもはまだ食べることはできませんが成長と幸福を祈願して ”お食い初め” の儀式をしました。