今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ロウバイとウメ

2019 02 18 (art19-0107)
はわい温泉への道路をジョギングしていると、歩道脇の果樹園にウメの花が咲いていました。この果樹園は近所のKYさんの畑です。とても管理の行き届いた果樹園で、果樹を大切にされていることが分かります。

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この果樹園のすぐそばの道端に、ロウバイが花をつけていました。ロウバイは、ウメやモモが属するバラ科ではなく、ロウバイ科に属する中国原産の落葉樹です。ロウバイは、“蝋梅”と書きます。蝋梅の蝋は、ろうそくやワックスなどの “ろう” です。ロウバイの花は半透明で “ろう” のようなツヤがあり、ろう細工の花のように見えます。

道端のロウバイは、ソシンロウバイ(素心蝋梅)です。花全体が透き通るような黄色です。花は二重になっていて、外側は大きな花弁で、内側は小さな花弁で構成されています。花の中央には、雌しべと雄しべがあります。雄しべは、開花初期は放射状に開いていますが、その後、雌しべの花柱に密着するそうです。ソシンロウバイの花、実にみごとです。色合いと言い、質感と言い、思わず見とれてしまいます。

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昨年付いたソシンロウバイの実が、まだ、小枝に付いていました。実は花床が肥大した壺状の偽果です。すっかり干からびています。手でつまんで割ってみると、種子が数個入っていました。壺状の偽果の下部は空洞になっていますから、中の種子はその空洞から落下できそうです。

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