長谷の観音市
2019 02 22 (art19-0109)
17日、倉吉市の本町通り(東仲町、西仲町、西町)で開催された “長谷の観音市” に出かけました。車を陸上競技場の駐車場に止め、市役所庁舎の横を下り県道38号線に出て、"横綱琴桜の銅像"が立つ T字路を北へ折れました。そこから50m程歩くと、会場の本町通りです。通りの西側が “観音市” の会場です。
会場に入ると、すぐ左に “観音堂” が見えます。これは、仮設の堂で、普段は東仲町公民館として使われているようです。周囲の人と同じように、凡夫らも、線香とろうそくをお供えしました。本町通りの両側には多数の露店が立ち並び、沢山の人が行き来していました。食べ物の露店が目立ちました。
そんな中、ひと際人集りのある露店がありました。竹細工のお店です。家内も群れに加わり物色していましたが、何も買わずに出てきました。そばのテントの下では、木製の臼と杵で、若者が餅をついていました。二人の手つきが上手でしばらく見入っていました。つき終わる頃には、できたての餅を求める客が列をつくりました。奥には、移動式ピザの屋台がありました。軽トラックに半球状の焼き窯をのせ、ピザを焼いています。本格的です。味の方は、残念ながら試食していませんから断定はできません、が、きっと、美味しいでしょう。
凡夫が子供の頃、ここ本町通りはアーケード付きの商店街でした。当時、ラジオの真空管を扱っていた小さな店があり、何度か、自転車に乗って買いに来ました。アーケードは2007年に撤去されたと聞いています。アーケードがまだ現役の頃は、“長谷の観音市” は、天気に左右されることなく、毎年賑わっていただろうと想像できます。