休耕田の草刈り
2019 06 03 (art19-0139)
朝刊に、マキタの充電式草刈機の広告が入っていました。ガソリン式の草刈り機に較べて、充電式の優れた点は、廃棄ガスが出ない、運転が静か、始動が簡単、軽量化が可能、などです。バッテリーの性能がよくなれば、充電式草刈機は広く普及すると思われます。昨今、エンジンで動く代名詞の自動車がガソリン式から電気式へと移行していますから、草刈り機もそうなるでしょう。
数週間前から、エンジンの音を耳にするようになりました。田植え時期が近づいています。田の耕耘と並行して畦の整備が始まっています。畦の整備作業は、まず、畦の草を刈ります。そして、トラクターに “畦塗り機” を装着し、土を寄せて畦を固め、成形します。エンジンの音は、畦草を刈っている草刈機から出ています。このあたりの農家が使用している草刈機は、ガソリンエンジン式です。
凡夫の親が残した田圃の一つが、龍神地区(家から徒歩5分)にあり、何年も休耕状態です。両隣の田も休耕状態で、草ぼうぼうです。草は、イネ科多年草のヨシです。地下茎が発達しているため、地上部を切り取っても、すぐに、新芽を出し成長します。年に数度、草刈りが必要です。もう、何年もの間、ヨシ刈りを続けています。凡夫らがこちらへ転居してから、この草刈りは凡夫の仕事になりました。
いつの間にか、両隣の田に生えていたぼうぼうのヨシが刈り取られていました。凡夫も、両隣に倣って草刈りを行いました。 草刈り機は、近くに住む姉夫婦から借りました。
草刈り作業は、慣れると誰にでもできます。回転刃は左回転です。回転刃を少し左に傾け、右から左に動かして、草を刈りながら刈った草を左側に寄せるようにします。回転刃を右に戻すときは、草を刈りません。草を刈っているのは右から左に動かしている時です。その都度、刈られた草は左側に寄せられて倒伏します。
1時間程の作業でした。早朝行いましたが、少し汗ばみました。風呂に入り汗を流してさっぱりしました。家庭温泉の便益です。一仕事済ませ、一風呂浴びて、一満足です。