5枚の聖徳太子札
2019 07 01 (art19-0148)
5万円を探しています。お金は、この地に転居後、凡夫が机を置いている洋間の壁棚の上で見つけたもので、聖徳太子の肖像画の万円札、5枚です。しばらく、そのままにしておきましたが、不用心との家内の忠告もあり、“どこか” にしまいました。1年程前のことです。4月に、2024年度に紙幣が刷新されることが発表されました。これを受けて、TV放送番組で歴代紙幣の肖像に採用された人物が紹介されていました。その中に聖徳太子の名が出ましたので、「これは家にもあるな-」と家内に言うと、家内はうなずき、「ところで、どこにあるの」と訊きます。「確か、この本棚のこの本に挟んだはずだから」と返答しながら、机の後方の本棚からその本を取り出し、パラパラとめくりました。が、ありません。はて?
歴代の一万円札の肖像
1958年、C号券、聖徳太子
1984年、D号券、福澤諭吉
2004年、E号券、福澤諭吉 (「すき入れ」と「ホログラム」を採用)
2024年(予定)、渋沢栄一
それから、今日まで、5枚の聖徳太子札を探し続けています。と言っても、時々、気が向いたときだけですが。挟んだ本を記憶違いしているのだろうと、他の本を幾つか手に取ってめくりました。ありません。それでは、本棚を記憶違いしているのだろうと、部屋の本棚全てに、捜索範囲を広げてみました。しかし、ありません。
こうなってくると、本に挟んだこと自体が、あやしくなってきました。では、何処にしまったのか。本以外に紙幣をしまうところがありうるかと部屋を見回しましたが、ここと言えるところが見当たりません。とりあえず、いくらかでも可能性のあるところを探してみました。ありません。
万事休す。お手上げです。 どこにあるのか、万円札。- - - 。が、しかし。