AI(人工知能)
2019 08 01(art19-0158)
AI(Artificial Intelligence:人口知能)が話題になっています。これまで人間でなければできないと思われてきたことがAI、あるいはAI+ロボットでも可能になり始めています。近い将来、仕事の多くはAI+ロボットが担当することになりそうです。AI+ロボットの得意な分野の仕事は、AI+ロボットに任せざるを得ないでしょう。膨大なデータの解析やそれに基づく判断、そして定型的作業などです。これらの分野では、ハラリ氏の論説している『役立たず階級』の出現どころか、ほぼ全ての人が『役立たず』です。ここでの ”役立たず” とは、「AI+ロボットより優れた成果を出す知識や能力をもたない」 と定義されています。で、AIって何? AIがやっていることの実態が今一ピンときません。それを実感するためには、AIが負うている機械学習を理解する必要がありそうです。機械学習とは、一般向きには、「明示的にプログラミングすることなく、コンピュータに学ぶ能力を与えようとする研究分野」と定義されています。機械学習は、ロボットの他、検索エンジン・医療診断・市場予測・DNA配列解析・音声認識・ゲーム戦略など、幅広い分野で用いられています(参照 ウィキペディア)。
老化して頼りない頭脳ですが、ちょっと面白そうですから、機械学習のアルゴリズムとプログラムを勉強することにしました。ただし、機械学習がどういうものかを実感できればよいので、そのレベルの勉強です。とりあえずは、斎郷康毅著「ゼロから作るDeep Learning 」(オライリー・ジャパン)を読破することを課題にします。この本の副題は「Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」とありますから、Pythonプログラム言語も学習せざるをえません。時間が掛かりそうですが、時間はたっぷりありますから気長に構えます。ここは、退職者の余裕です。このところ、事情があり木工作業を休んでいますから、代わりの暇つぶしになりそうです。