蒜山高原のヒマワリ畑
2019 08 05(art19-0159)
車検に出した車が戻ってきました。その際、タイヤを交換しましたので、新タイヤになった車の乗り心地をみるために、蒜山高原へドライブに出かけました。3日の猛暑日のことです。運転担当は、もっぱら、家内です。倉吉市街を抜け、313号線を南下し、岡山県との県境の山地方面へ車を進めました。途中、犬挟トンネルの手前で、道の駅 “犬挟”(いぬばさり)に立ち寄りました。入ってすぐの右側に、小さな飼育ケースが、多数、並んでいました。オスとメスの2匹の大きなカブトムシが入っています。売り物で、値段は500円でした。また、丸カップ容器の中で、数匹のメダカが水草ホテイアオイを仰ぎみて元気に泳いでいました。こちらも売り物で、500円から1000円の値札付き。気にいったオレンジ色のメダカ((楊貴妃)がいましので、復路に再訪し手に入れて飼ってみようと思いましたが、ちょっと迷いが。まあ、それは帰りに決めることにして、まずは、腹ごしらえをしようと売店の奥に設けられた食堂に入りました。2人とも、ざるそばを食べました。あまり期待していなかったのですが、「なかなかのものだな」と言葉を交わしながら喉越しを味わいました。お腹も満たされ気持ちよく、道の駅を後にすることができました。再び、313号線に戻り、蒜山高原への道を走行しました。
蒜山高原では、休暇村にちょっと立ち寄り、そして、ジャージーランド(蒜山酪農農業協同組合直営のレジャー施設)へ向かいました。途中、自転車道が車道と並走し、サイクリングに興じている若者や子供連れのグループを、多数、見かけました。「おいおい暑くないのかい」と声を掛けたくなります。高原とは言え、標高がせいぜい500-600mですから、平地との気温差は3℃前後で、やはり、強い日差しの下では、とても暑く感じます。風のない日中は特に。
こんな日は、ジャージー牛乳で作られたソフトクリームを食べなくてはと、ジャージーランドへの道を急ぎました。
ジャージーランドの駐車場は満杯状態でした。我々と同じように、ソフトクリームに吸い寄せられたのでしょう。レストランに隣接したソフトクリーム売り場は、人、人、人でごった返していました。我々も長い列の最後尾に付き、どうにか、ソフトクリームを手に入れました。屋外に出ると、強い日差しを浴びて、瞬時に先端部が溶けます。それでも、暑い中、食べたソフトクリームは格別でした。
この時期のもう一つの目玉は、ヒマワリ畑です。畑は、レストランの裏側、山腹から続いたゆるやかな斜面にあります。ヒマワリは見事に咲き誇っていました。畑一面、花、花、花、です。実に壮観です。昨年、開花前にここに来た時、開花したヒマワリ畑の景観を頭に描いたのですが、実際の風景はそれ以上のものでした。圧倒されます。ヒマワリ畑の背後には蒜山(1,202m) が穏やかな姿を見せていました。
ヒマワリの花は、一様に、少し南によった東の上方を向いていました。ヒマワリは「いつも太陽のほうを向いている」と言われていますが、この動きは成長期にある若いヒマワリのことで、成長が終わり、開花する頃には動きがなくなり、花はいつも一定方向(光を遮るものが無い場所では東)を向いているそうです。
追記:下駄箱の上に置いた水槽で、"楊貴妃" は元気に泳いでいます。