イチジク
2019 08 22(art19-0164)
畑のイチジクが沢山実を付けています。熟してきましたので、もぎ取って食べています。好天続きの日にとって食べると美味しいのですが、雨天の翌日のものは、薄味になり、イチジク特有のねっとりした甘味がなくなります。あいにく、今日は朝から雨です。高校野球の準決勝第1試合は、1時間遅れの10時に開始されました。このイチジクの木は、随分前から植わっています。正確な品種名はわかりませんが、どこにでもある普通のイチジクです。乱雑に育った枝を取り除く程度で、きちんと管理されていたものではありません。しかし、毎年、実を付けていたと聞いています。近所に、放任状態のイチジクがあります。それでも実がついていますから、手のかからない果樹なのでしょう。
畑のスペースに制約があり、伸び放題にしておけませんから、今年の1月に、剪定に挑戦しました。イチジクは、春に伸びる新梢の付け根から2,3節以降に実を付けると言われています。前年枝に2~3芽残して切り戻しました。隣のYさんのイチジクは、前年枝が、全て、つけ根から切り除かれ丸坊主状態です。凡夫はそこまで切り落していませんから、ごつごつとした樹姿にとどまっています。
鳥はイチジク果実の食べ頃を知っているようです。果皮が濃褐色になり、実(痩果がつまった果嚢)が柔らかくなってくると、嘴でつつき始めます。明日にでも収穫しようと思い、翌日行ってみると、穴があいています。いかにも美味しそうな、大きくなった果実がねらわれます。食べられてなるものかと、納屋からタマネギ保存用ネットなどを持ち出し、果実を覆ってみました。警戒するのか、鳥の食害はいまのところ回避されています。
収穫量が多い日のイチジクは、家内がジャムにします。朝食の自家製パンによく合います。