今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

小鹿渓

2019 11 07 (art19-0186)
連日の晴天に誘われて、3日、紅葉の名所、小鹿渓に行ってきました。
小鹿渓は、三徳山の南麓を流れる小鹿川の上流域にある渓流です。小鹿川は、三朝温泉街を流れる三徳川に、街から上流2km地点で合流しています。我が家から30分のドライブです。

紅葉を楽しめると思っていましたが、木々の葉の色づきは今一でした。大部の葉が枯れ始めていました。このところの温かさがよくなかったのでしょう。特に、夜温が高すぎました。広葉樹の葉は、最低気温が8℃以下で色づき始めて、5℃以下になると一気に進むと言われています。また、夜温(最低)と昼温(最高)の気温差、日較差が大ければ大きいほど、紅葉が映えると言われています。

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渓流の一部には、約1kmの遊歩道が整備されていました。巨岩が散在し、隆起に富んだ渓流でした。自在に変わる水の様相を楽しめます。段差に泡と戯れ、淵底に留まり、いっときの休息、そして、透き通り、穏やかに流れる。

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途中、面白いものを観ました。2組のコスプレイヤーが撮影に興じていました。鳥取県には、コスプレ撮影の受け入れサイトが7箇所あります(鳥取県観光施設コスプレ受け入れサイト)。その内、2個所は湯梨浜町にあり、東郷池周辺の”東郷湖羽合臨海公園” と中国庭園の ”燕趙園” です。遠方からコスプレイヤーが訪れ、背景を選んでは自慢のコスチューム姿をカメラに収めています。そんなコスプレイヤーが小鹿渓にまで進出しているとは、ちょっと、驚きです、と同時に、なかなかやってるなーとも。確かに、身に纏ったコスチュームによっては、巨岩の目立つ渓流を背景にすれば、大いに映えます。アニメでよく目にするシーンです。

今回、小鹿渓に初めて行ったのですが、凡夫の “お気に入りリスト” に加えました。こんな近場にこんな渓谷/渓流があることを知りませんでした。観光地でよく目にする過剰な整備や案内がなく、遊歩道などは、各人気を付けて歩いて下さいといったようなもので、とても気持ちよくブラブラすることができました。足腰の弱った人には、ちょっと、たいへんかもしれませんが。

新緑の春と暑い夏に再訪することを、家内と確認し、小鹿渓を後にしました。

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