今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

蒜山ハーブガーデン

2020 09 21 (art20-0274)
連休初日の19日、好天に誘われて、家内と蒜山高原へドライブしました。目的地は蒜山ハーブガーデンです。一昨年の夏に、一度、訪ねています。その時は、無数のラベンダーの花が小山の斜面一杯に咲き誇っていました。家内はラベンダーを摘み取り持ち帰りました。その場所が気に入ったようで、今回のドライブの目的地の一つに挙がりました。時期的にラベンダーの花は期待できないのですが、とりあえず、行ってみることにしました。

蒜山ハーブガーデンは、蒜山高原の西南に位置しています。車は国道313号線を南下し岡山県に入り、長田町のT字路の交差点を右折し、国道482号線を西に進みました。車道の左面は田圃が続きます。田圃には、稲穂がたわわに実り、遠目には黄色い敷物のようです。所々、コンバインが入り、収穫作業を行っています。走行を続けると、黄色い敷物に混じって、白い敷物がみられます。何かと思えば、蕎麦の花です。田圃一面に白い花が咲き揃っています。西へ進むにつれて、蕎麦の田圃が多くなってきました。この辺りは蕎麦処のようです。昼食は蕎麦にしようと決めると、道沿いの看板をに目を向けることになりました。美味しい蕎麦にありつけるとの期待感が膨らみます。

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そば屋 “悠悠” の前は人だかりです。駐車場らしきスペースには自動車に混じって多数のオートバイがみえます。若者の姿が多く、ここはパスすることにして、482号線の西への走行を続けました。道の駅 ”風の家/野菜市” の向かい側の “そばの館” の看板が目にとまり、その駐車場に入りました。店内はぼぼ満員でしたが、幸い、相席用の長テーブルに、家内と並んで座ることができました。エビ天蕎麦を二人前注文し、待つこと15分、蕎麦にありつけました。蕎麦を一口食べて、?と。二口食べて、?と。蕎麦の味が全くありません。何度噛んでも、旨みを感じません、否、なにも感じません。味覚がおかしくなったのかと思い、家内に尋ねると、家内も同じ感想でした。味覚の問題ではなく、蕎麦の問題です。どうしたのでしょうか。蕎麦処の蕎麦が、これでは。天ぷらが旨かったので、よけい気になります。

ふと、ある出来事が思い出されました。味のない野菜のことです。大きさといい、形といい、色といい、見かけは美味しそうなのですが、食べてみると全く味がしないのです。トマトでも、ナスでも、ピーマンでも。スーパーで購入した野菜です。自家製野菜にはそんなことはありません。どれも美味しいとは言えませんが、まずいならまずいなりに、何らかの味があります。酸っぱいやら、苦いやら、青臭いやら、の味があります。

果物には、美味しさがどうのこうのとよく話題になりますが、野菜の美味しさはどうなんでしょうか。市場の野菜は、色、形、大きさ、つやなどの外観と新鮮さが評価されているようですが、美味しさ(味)はどうなっているのでしょうか。評価対象になっているのでしょうか。
ところで、野菜の美味しさとは何でしょうか。トマトらしいトマトの、ナスらしいナスの、ピーマンらしいピーマンの美味しさがあります。しかし、その “らしさ” とは何でしょう。どのように表現、あるいは、数値化できるのでしょうか。

車は、ハーブガーデンへの途中です。続きは、次回へ。

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