ティッシュ箱(木工)
2020 11 16 (art20-0290)
家内が、紙箱入りのティッシュから、ビニール袋入りのティッシュに替えました。ビニール袋がふにゃふにゃで安定性がないため、使用済みのティッシュの紙箱に、そのティッシュをビニール袋ごと入れて使っていました。しかし、ビニール袋入りのティッシュの交換の度に、紙箱が傷んできます。そこで、紙箱の代わりになる木製の箱をつくることにしました。軽さを重視し杉板で作ることにしました、と言えば、聞こえがよいのですが、本当のところは、杉板がそこにあったから使っただけです。作製
ティッシュ袋を入れるだけのものですから、強度は必要ありません。板の端を45度の角度で切断した2つの板をボンドで接合しました。“ちぎり” は入れません。長方形の枠板をつくり、底板を嵌め込みます。上蓋にスリット状の穴をあけ、ティッシュの取り出し口とします。
材料
幅7.5cmと11cmの杉板(厚さ1cm)。
工程
枠板として、両端を45度の角度で切断した長さ23cmと13cm(幅7.5cm)の板を2枚ずつ、及び、底板として、21 x 11 cmの平板を用意し、ボンドで接合させ箱をつくる。上蓋として、20.6 x 10.6 cmの平板を用意し、トリマーで、中央にスリット(長さ18.2cm、幅0.8cm)をいれる。
杉材でも、表面をサンドペーパーで磨けばつるつるになり手触りがよくなります。また、木目がはっきりしていますから、見た目も悪くありません。家内は、気に入ったようです。
今回、木材の直角出しに、“手押しカンナ” を使いました。これまで、直角を出すのに、苦労してきましたが、この電動工具を入手してからは、簡単に、直角の面を持った木材を調整できます。
特に、角材の場合、直角出しは必須です。基準面を決めて、隣面を ”手押しカンナ“ にかけて直角の面とし、直角に交わった2つ面の対面を自動カンナにかけて同じ厚さに加工すれば、正四角形の断面をもつ角材ができます。