冬の閉じこもり
2020 12 21 (art20-0300)
先日降った雪が残っています。2日間降り続いた雪が雨や霙に変わり数日がたちます。外が明るくなってきましたから雨が上がりそうです。この間、家の前の道路の雪は随分解けたのですが、屋根から落ちた雪がつくった庭先の雪塊は、幾分小さくなりましたが、まだ、しっかりと元の形状を残しています。この季節、寒いのは家の外だけでなく内もです。古い家なので、玄関の土間に続く上がり口が、ホールを介して外廊下(縁側廊下)と内廊下に続いています。玄関の土間へ入り込んだ冷気を遮るもの(戸)がなく、冷気が家屋の内部に侵入します。その為、暖房の効いた部屋から廊下に出ると、非常に寒く感じます。
昨年は、家内が工夫して、玄関の上がり口のホールの内廊下側にカーテン(正確には、古い毛布)を天井からつるし、冷気の侵入を防ぎました。このところの寒さにせかされて、今年もカーテンを張りました。といっても、冷気の侵入を防ぐだけですから、内廊下が温かくなる訳ではなく、部屋から出る場合は、さっさと用事(トイレや手洗い)を済ませます。
寒さに負けて、終日、暖房の効いた部屋に閉じこもっています。もっぱら、本を読んで過ごしていますが、時折、TVのスイッチを入れ、チャンネルを韓ドラか華流ドラマ番組に合わせます。日本ドラマより韓国か中国系のドラマを観るようになりました。日本のドラマを観なくなった理由は、ストーリーが単純なので先が読めること、出演者が役に合っていないこと、どろどろとした生臭さがないこと、リアル感や緊迫感がないこと、台詞の重みが無くなったこと、などで、挙げればきりがありません。
最近、目立ってきたのは、へんてこなキャスティング(配役)です。まず脚本があり、オーディション等で演技力があり、登場人物の役柄に相応しい人を選ぶだけだと思うのですが、そう単純なものではないのでしょう。プロダクションやスポンサーあってのドラマでしょうから、そこからの意向を無視することができず、制作者は、役柄に相応しくない、ヘタなタレントや俳優?を使うことを余儀なくされるのでしょう。その結果、ドラマ全体をダメにしてしまう。ドラマがダメになっても、プロダクションやスポンサーがご満悦であれば、次があるでしょうから、それでよしとしているのでしょう。
韓ドラや華流ドラマには、まだ、日本ドラマに無くなったものが残っていますから、観賞に耐えます。複数の事件が複雑に絡んでストーリーが進行しますから、進展を予想する楽しみもあります。また、月—金の5日連続で放映していますから、生活のリズム作りに役立ちます。
かくして、しばらくの間、閉じこもり生活です。