今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

新型コロナウイルスワクチン

2021 4 26 (art21-0336)
変異ウイルスN501Y(英国型)が猛威を振るい初めていることもあり、全国的に感染者数が増えています。昨日(25日)から4都府県は緊急事態宣言下に入りました。しばらく、窮屈な生活を余儀なくされるでしょう。と言っても、ここ湯梨浜町では、いつも通りの平穏な生活です。

そんな中、湯梨浜町でも65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種が5月8日から始まると新聞が報じていました。湯梨浜町には3箱(1箱975人分)が5月3日の週までに届くとあります(23日付けA新聞)。 湯梨浜町の人口は1,5987人で、そのうち65歳以上の人は5,191人(32.5%)です(推計人口/鳥取県統計課/令和元年10月-令和2年9月)から、このたび、半数以上の高齢者がワクチン接種を受けることになりそうです。

先日、畑で作業していると、近所の老婦人から、ワクチン接種券の受け取りの有無を問われました。一人暮らしで留守がちとかで、留守中に配布されたのでは、1人取り残されたのでは、と心配されていたようです。まだ受け取っていませんがそのうち届くでしょうと伝えると、安心されたようでした。

ワクチン接種券の発送日程と、接種順番の決定方法について、最新の情報を知る為、湯梨浜町の特設Webサイト「湯梨浜町の新型コロナウイルスワクチンに関する情報」と題するHPを見てみました。しかし、最終更新日が4月7日で、その後更新されていません。

【接種方法】
  町内施設が行う集団接種と医療機関で行う個別接種を予定しているとのこと。
【接種順位】
  65歳以上の高齢者は、医療従事者に次いで、接種を受けることになっています 【接種券の発送】
  接種対象の人に順次発送するとあります。

ワクチン接種の早期実施を行うために、町は4つの業務班(総合調整担当、情報管理担当、接種調整担当、会場運営担当)から成る ”ワクチン接種推進班” を立ち上げたそうです。情報管理担当班の業務内容に、 “ワクチン接種に関する情報発信” とあります。できれば頻繁にHPを更新し、最新の情報を、迅速に、具体的に、公表していただきたいものです。

今朝、HPへアクセスできなくなっていましたので、湯梨浜町に電話を入れました。現在、更新手続き中とのことでした。また、推進班担当者のMさんの話では、接種の順番は施設の高齢者(300-400人)を優先し、その後は、電話で希望者を受け付けるそうですから、早い者順です。電話は2回線(70台)を用意しているとのこと、受け付けは27日の9:00ー17:00。接種券は先週末に発送したそうです。しかし、凡夫の所にはまだ届いていません。今日中に届くとよいのですが。ただ、ワクチンはまだ、1箱しか届いていないそうです。

ところで、このワクチンの接種は、誰もが全額公費(無料)で受けられるのですが、米国の製薬会社ファイザーがワクチンを提供しますから、政府はファイザーにお金を払うことになります。で、政府はいくら払うのか気になるとこです。契約上守秘義務があり、契約内容を公開できないようですが、秘密は漏れるものです。ベルギー紙ラーツテ・ニュースが報じたところでは、EUが確保した6種類のワクチンの1回分の契約価格は225~1,860円だそうです。英アストラゼネカが225円と最も安く、米モデルナが1,860円と最も高く、米ファイザーのワクチンは1,520円だとか。日本との契約価格は不明ですが、EUとの契約価格と大差が無いとすれば、1人あたり2回の接種で3,000円前後となります。

日本で承認されているワクチンは、ファイザーのものだけですが、5月には、アストラゼネカとモデルナのワクチンも承認されると言われています。なお、ファイザーとモデルナのワクチンは、分類上mRNAワクチンですが、アストラゼネカのワクチンはウイルスベクターワクチンで、種類が異なります。このアストラゼネカのワクチンには、接種後に血栓症が発症した事例が報告されています。この副反応、ちょっと気になります。日本はアストラゼネカとワクチンの供給契約(6,000万人分)を結んでいます。

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