夏野菜苗の植え付け(2021年)
2021 5 3 (art21-0338)
GWなのですが、新型コロナウイルス感染症対策で、都市部では、外出を控えて自宅で過ごす人が多いとマスメディアは報じています。しかし、こちらの田舎では、いつもと同じ暮らしぶりです。ただ、この時期は、恒例の夏野菜の植え付けで多少慌ただしくなります。我が家も、植え付け作業に取り掛かりました。近くのホームセンターを回って、夏野菜の苗を購入しました。
近くのホームセンターは、コメリ、ジュンテンドー、イナイの3つです。
コメリは、新潟県新潟市に本社をおく全国規模のホームセンターです。46都道府県に1,197店舗があります。一方、ジュンテンドーとイナイは、地域のホームセンターです。ジュンテンドーは、島根県益田市に本社をおき、中国地方を中心に131店舗を展開しています。イナイは、鳥取県倉吉市に本社をおき、鳥取・島根の山陰地方を中心に31店舗を展開しています。イナイは地元に密着したホームセンターと言えます。
昨年は、もっぱらイナイで野菜苗を購入していましたが、今年は、ちょっとした気まぐれから、ジュンテンドーで購入しました。購入した苗の多くは接ぎ木苗です。
接ぎ木苗は、種から育てた植物体(穂木)の根部を切り取り、地上部を他の植物体(台木)の根部に繋いだものです。接ぎ木苗は、穂木と台木の利点を併せ持つことになります。主に、土壌の病害虫による被害や連作による障害を回避する手段として用いられています。
接ぎ木苗は、種から育てた実生苗と較べると、作成に手間が掛かっているだけに割高になります。しかし、我が家の畑のように、土地が狭く連作せざるを得ない場合は、できるだけ、病害虫に耐性があり連作障害に強い苗を選ぶことになります。
購入した苗は21本です。トマト(ホーム桃太郎、アイコ、フルティカ、CF千果)、ナス(千両、黒陽、京都加茂)、キュウリ(夏すすみ、シャキット、教研豊作)、ピーマン(京みどり、ニューエース)、パプリカ(赤色、黄色、オレンジ色)。いろいろな品種の苗を育ててみたいので、ほとんどが各1本です。
家内と2人で、前もって立てておいた畝に苗を植え付けました。そして、例年通り、”あんどん” で囲いました。何度もやっている作業ですから、慣れたもので短時間で終了しました。
畝には苗3本分のスペースを残しています。家内が、育苗ポリポットで ”つるなしインゲン” を種から育てていますから、頃合いを見て、そこに植える予定です。