用水路のナマズ
2021 5 20 (art21-0343)
今日は午後から雨になるとのことでしたので、朝食後、苗田に出かけて草を刈りました。刈った草(ほとんどが葦です)は、熊手を用いて、数か所に集めておきました。2時間の作業を終えて、一息ついたところです。さて、15日に梅雨に入ったと気象庁が発表しました。平年は6月6日ごろとのことですから、今年は随分早い梅雨入りです。しばらく、うっとおしい日が続きます。早く入った分、早く明ければよいのですが、そうはならないようで、長い梅雨になりそうです。”しばらく” に ”長―い” が付いて、長ーいしばらく?
あちこちの田圃の片隅に、背の低い小さな防鳥網やビニールテントをみかけるようになりました。網やテントの中で稲苗が育っています。育苗箱に稲の種子を撒いて育てたものです。これらの苗は個人栽培用です。この辺りの田圃持ち(前農家)の多くは、往時のように自分で稲を栽培することはなくなりました。代わって、営農組合や業者が栽培しています。しかし、意欲のある一部の農家は、自分で育てた苗を本田に植えて稲を作っています。
田圃の用水路で、ナマズの姿をみかけました。川の水位が下がり、身動きできないようです。このところの降雨で川の水かさが増し、ナマズは東郷池から川を登ってきたのでしょう。しかし、この時期は、田圃へ灌水するため、一時的に川や用水路の流れを堰止めることがあります。その時、堰の下流では水位が急に低下します。ナマズにとっては災難です。身動きができる程に用水路の水位が上がるまで、ここはじーっと耐えるしかなさそうです。