今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

エアコンの取り付け作業(1)

2021 10 07 (art21-0378)
座敷にエアコンをつけることにしました。
エアコンは通販で購入しました。機種の選択条件は、冷房と暖房の基本パワーが座敷の広さ (8畳) に合っていることです。エアコンには、基本パワーは同じですが、“あると便利な機能” がいろいろ付いている機種があります。一つ一つ検討し、無くてもよさそうだと判断できた付属機能が付いていない機種を選びました。付いてない分、とても安価です。街の電気店では、この手のエアコンを勧めることはありません。“あると便利な機能” が盛りだくさんの高価なエアコンを勧めます。購入したエアコンは、パナソニック社の10畳用ルームエアコン「エオリア」で、定格能力は冷房2.8kW、暖房3.6kWです。

発注すると、数日後にエアコンが届きました。取り付け作業に入る前に、エアコン専用の電気配線を確保する必要があります。

以下の器材を通販で購入しました。
  1. 配線ケーブル 、20mのVVF (2芯、太さ2.0mm)。 エアコンのスペックを見ると、消費電力は冷房時770W (135~830W)、暖房時870W(125~1440W)とあります。15Aの電流でおさまりますから、太さ1.6mmのVVFケーブルで間に合います。しかし、配線の長さが20m近くになりますから、1サイズ太い2.0mmのVVFケーブルを使うことにしました。
  2. 分岐ブレーカー、20A用、東芝ライテックのSB31H20A
  3. コンセント、20A用、パナソニックのWSK181。
作業。
エアコンを設置する座敷の天井と配電盤のある勝手口の壁の天井に穴を開け、ケーブルを1階天井裏(1階の天井と2階の床との間の空間)と屋根裏をはわせて、穴から穴へ通します。
座敷の天井裏の空間が30cm程しかなく、人が入って作業することができませんから、天井の穴に射し込んだケーブルを天井裏をはわせて屋根裏へ回すことは無理と判断し、2階の床板を剥がし、そこを作業の中継点としました。座敷の天井の穴から中継点へ、そこから天井裏をはわせてケーブルを屋根裏へ回しました。そして、屋根裏を通して、配電盤のある台所奥の勝手口の壁へ送りました。配電盤上方の天井の穴からケーブルを降ろして、分岐ブレーカーを介して、配電盤に納めました。都合よく、配電盤には、一つの分岐の空きがありましたから、それを、エアコン用としました。最後に、座敷の天井の廻縁にコンセントを取り付け、ケーブルを接続して、完了です。

天井裏と屋根裏に配線ケーブルを通す作業は、慣れないことでなかなか大変でしたが、家屋の構造を見学することになり、これはこれで、なかなか、面白い体験でした。

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