今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

体重減少

2021 11 4(art21-0386)
体重が 1kg 程減りました。
急激な体重の減少は気になるものです。特に、減少の原因に思い当たらないときは要注意です。しかし、今回の減少には、思い当たることがあります。他でもなく、間食(3時のおやつ)です。歯周病による歯茎の腫れと痛みがまだ続いているため、間食を控えています。体重は1kg 減のまま維持されていますから、単に、間食を抜いた分の栄養・カロリー摂取が足りないのでしょう。

しかしながら、思うに、老人になると体重が減少するものだと。
田舎では老人の姿をよく見かけます。もっとも、60代後半の凡夫自身も老人なのですが、ここでの老人は70歳以上の男性とします。その老人の多くはスリムです。80歳以上になると、スリムを越して痩せています。近所のW家の90何歳かの老人は、背が高いこともあり、姿は針金状です。それでも、1人でアチコチ散歩されています。まわりの老人を見る限り、老人になると痩せていくのが当たり前のようです。

年齢と体重の関係を調べてみました。Web 検索すると、多数の情報が得られますが、30歳から70歳まで40万人の年齢コホートを6年間追跡調査した論文(桂敏樹ら、2005年、日健医誌 13 (4):3013-13)を引用します。〔調査対象者は、S健康事業財団が管轄する全国の事業所に勤務する従業員で、平成6年から11年までの6年間、各事業所における定期健康診査を毎年継続して受診した者とあります〕
グラフから、50代前半まで増加していた体重は、60代中頃から減少に転じていることが読み取れます。減少幅が年齢とともに増加し、70代中頃から急激に減少しています。

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稼ぎ労働から解放されて、365日休日暮らしを行っている凡夫にとって、体重が減少することは、特に問題になりません。ただ、体重の減少に付随して筋肉量が減り体力までなくなると、気力が低下しかねません。これは困ります。毎日休日暮らしの魅力は、やりたいことをやりたいようにできることです。やりたい気力が削がれるようではいけません。
まだ、1kg の体重の減少ですから、体力が落ち、やりたい気力が減退したとは感じていません。が、元の体重に戻そうと3時のおやつをとることにしました。歯周病による歯茎の痛みはありますが。

高齢者の体重減少に関して、入れ歯が合わない、口内炎がある、歯や歯茎が痛い、などの口内のトラブルのために食事量が減り、それが恒常化することで体重の減少につながり体が弱っていくことが結構あるそうです。そうなると何かをやろうとする気力までなくします。実感として、よく分かります。

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