今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

3回目の新型コロナワクチン接種

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一昨日 (1日) 、近くのU医院で、3回目のワクチン接種を受けました。ワクチンはファイザー社製のものです。1回目と2回目のワクチン接種で、接種部位に少し痛みを感じただけで副反応らしきものを体験できませんでしたので、3度目の正直ではないのですが、今回の接種には期待していました。しかし、今のところ、発熱、頭痛、倦怠感などの副反応の兆候はありません。また、接種部位の痛みも、前2回よりも弱いものでした。

新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株の感染力が強いようで、県単位の感染者数が、連日、過去最大との報道が続いています。反面、毒性は弱いようです。オミクロン株は、もっぱら咽頭で増殖し、肺胞細胞ではあまり増えていないことが判明しています。従って、肺炎を直接引き起こす危険性は少なく、喉の痛み、咳、鼻づまり、頭痛などの、謂わば、風邪症状にとどまるウイルスといったところでしょうか。ただし、心疾患や慢性の肺疾患を抱えている高齢者は、たんなる風邪でも心不全や肺炎へと重症化することがありますから、オミクロン株の感染でも同様なことが起こる恐れがあります。これはこれで、要注意です。

コロナワクチンは、感染予防効果と重症化予防効果があると言われています。今回、3回目のワクチンを打ちましたが、今回のワクチン(デルタ株には有効)がオミクロン株にたいして、どれほどの効果があるのか、疑問です。ただ、米国のCDCは、3回目の接種が、オミクロン株による入院リスクを90%引き下げたと発表しています。また、英国のHASは、3回の接種によって、オミクロン株による入院予防効果が2回接種の44%から89%に上がったと発表していますから、重症化予防効果はありそうです。

一方、イスラエルの感染状況をみると、3回接種、4回接種した人が感染していますから、オミクロン株にたいする感染予防効果は期待できそうにありません。やはり、有り合わせのワクチンではなく、オミクロン株に特化したワクチンを使うべきだと思います。ファイザー社は、そうしたワクチンを製造中で3月には提供できると言っています。おそらく、これからは、インフルエンザワクチンのように、変異株の型にあわせて、新型コロナワクチンを打つようになるのでしょう。mRNAベースのワクチン製造方法はそうしたことを可能にするものだと思います。

ところで、前から気になっていたこと、”副反応と中和抗体価の関連性” ですが、これは、はっきりしません。千葉大学病院が大規模調査をおこなっている筈ですが、結果を公表していないようです。2021年6月に、ワクチン接種後の抗体価の調査結果を発表した際、ワクチンの抗体価と副反応の関連について、さらに研究・調査を進めていると伝えていましたが、その結果はどうなったのでしょうか。どんな結果になったのか、知りたいものです。ワクチン接種後、全く副反応がなかった人にも、中和抗体が十分できていたのでしょうか。

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