歯周病(6)
2022 2 28 (art22-0419)
25日、3日間の抗生物質(サワシリン、βラクタム系)の服用で、下右犬歯の痛みがとれ、顎と頬の腫れも治まったところで、K歯科医院へ行ってきました。その日は、歯科衛生士から歯磨きの手ほどき(実習)を受けました。歯垢染色液で歯垢を赤く染め出し、手鏡に映った口内をみながら、赤く染まった歯垢を歯ブラシで剥ぎ落としていきました。
これまで、やわらかい幅広の歯ブラシに力をこめて、ゴシゴシ歯を磨いていました。実習でのやり方は、ふつうの硬さのブラシを用いて、力を抜いて小刻みに前後に動かすといったものです。また、個々の歯の形状に合わせてブラシの角度を変えて、ブラシをしっかり歯と歯茎際に当てるようにすることも。歯周病の人は、外部からの刺激をなるべく抑えながら、歯垢を落とすことが、肝要のようです。強く、ゴシゴシ磨くと、歯茎を傷めることになるとのことです。
早速、近くのドラッグストアーで購入した歯垢染色液(赤色の食用色素105号含)で歯垢を赤く染めて、歯磨きの練習を行いました。歯ブラシでは歯と歯の間の歯垢を取り除けないことがわかりました。そこは歯間ブラシを使うことにしました。
丁寧に磨くと、それだけ時間がかかります。しかし、入れ歯の世話になるであろう日を、できるだけ先送りにしたいと思いますから、致し方ありません。歳をとると、生きながらえることに、時間やエネルギーを使うものですな。下手をすると、余年はそれだけ、といったことになりかねませんな。くわばらくわばら。