横浜の住居
2022 5 2 (art22-0437)
29日から、家内と2人でかつて住んでいた横浜のマンションで過ごしています。新型コロナウイルスの感染騒ぎが続き、長い間来ていませんでした。部屋中埃が溜まっていました。連日、家内とせっせと掃除と片付けをしています。定年退職して家内と京都へ移住した後、一時期、娘がここに住み、勤務先の東京へ通っていました。その娘も結婚して出て行きましたから、ここに住む人はいなくなりました。住む人のいなくなった家は荒れると聞いていましたが、まさにそうです。マンション周辺の景観に大きな変化はありません。ただ、新築の家が目立ちます。4階の窓から見下ろすと、敷地内のテニスコートと駐車場に隣接して、家々が所狭しと軒を並べています。かつては、竹林であった所です。
また、すぐ近くのいたち川沿いの小道の両脇にも、新築の家が群がっています。こんな所にまで、家を建てて住みたいものかと、思う所に。そうまでして、一軒家を持ちたいものなのでしょうか。窓を開けると、隣家の壁しか見えないと思うのですが。
昨日は、東京に住む娘夫婦が子供を連れて、また、家内の実家から義兄夫婦と娘さんが訪ねてくれました。子供は、生後5ヶ月の男の子で、まだ、這うことができず、頭を上げて、おなかを軸に、クルクル回っています。動きの活発な子供です。我々にとっては、初孫です。この子を取り囲んで、皆で崎陽軒のシュウマイ弁当を食べました。
長い間、人がいなかった部屋に、突如、多くの人の話声や笑い声が充満し、部屋も一気に息を吹き返したようです。