畑の雑草
2022 5 19 (art22-0442)
朝と夕方の2回、畑の見回りを行っています。畑は、集落の周辺に位置し、ミカン畑とクワイ床は龍神区、野菜畑は中島区にあります。いずれも、家から徒歩5分程です。しかし、龍神区と中島区は、集落の西側と東側に位置しますから、畑回りは、集落を抜けて西へ行き、集落をぐるっと回って東へ行くことになります。道すがら、いくつかの畑を見ることになります。あのジャガイモは良く育っているな、あのタマネギはちょっと様子が変だぞ、あのニンニクは順調だな、あの畑にはトウモロコシが植わっているな、とか思ひながら。昨今は、あの畑にはアンドンが立っている、あの畑のアンドンは取り外されている、などです。ちなみに、我が家の畑は、トマトのアンドンが取り除かれて、支柱に固定されています。ナス、ピーマン、キューリはアンドンの中にあります。
畑を回っているとき、必ずと言っていいほど、Yさん、3人のKさん、Wさん、そしてOさんの畑には人がいます。なにかゴソゴソ作業されています。そして、これらの畑には、一年を通して、多種類の野菜が植わっています、そして、雑草を見ることがありません。
夏野菜栽培の作業の大半は、除草であると言われています。「とってもとっても、生えてくると」と、Wさんは言います。雑草は、1.土壌の養分や水分を取る、2.日光を遮る、3.病害虫の温床になる、などと言われています。その為か、野菜の栽培畑では、草取りや草刈り作業が行われています。しかし、この作業は本当に必要なのでしょうか。草1本もない状態にする意味があるのでしょうか。作業の大変さを考えると、どこまで必要なのかと考えてしまいます。雑草には土壌の保湿や改良効果がある、とも言われていいますから。