ミニトマト枯れる
2022 7 11 (art22-0457)
連日の猛暑の中、ミニトマト “薄皮ピンキー” が、突然萎れました。しばらく様子をみていましたが、回復することなく枯れてきましたので処分しました。茎や葉に病的な症状が見られず、萎れが下部葉から進んできましたので、生理的な萎れだと考えています。水分の茎葉面からの蒸散量と根からの吸い上げ量のバランスが乱れたのでしょう。恐らく、バランスの乱れは、脇芽を残して仕立て茎数を多く(5本)したことで、地上部が大きく成り過ぎたことが関係していると思います。連日の高温強日照のなか、地下部からの水分の補給が足りなかったのでしょう。地上部では、気孔を閉じて、葉をまるめて、何とか耐えようとしたのでしょうが。
薄皮ピンキーは、今年初めて栽培した品種です。仕立て茎数を誤ったようです。ミニトマト品種は、茎数を多くして、大きな株に育てて、果実を沢山成らすことにしていますが、薄皮ピンキーは、大きな株にできない、できにくい、品種のようです。名前の通り、薄皮で、食べやすいミニトマトであっただけに、枯らしてしまったのは、残念です。収穫数 35個で終わりました。
他の3つのミニトマト品種、フルティカ、CF千果、アイコ、は大きな株に育っています。毎日のように、赤く熟れた果実を収穫して食べています。