ウリキンウワバ
2022 7 14 (art22-0458)
このところ、天気が安定しません。どんよりとした曇り空です。時折、晴れ間がのぞいていますが、いつの間にか暗い雲が現れては雨を降らせます。気温は下がるでもなく、湿度は高いままです。こうした高温多湿は、老体に不本意な疲れをもたらします。おのずと、疲労が溜まります。困ったものです。こうした天気が続くと、野菜に病気が発生します。カビが繁殖します。キュウリにはうどんこ病が発生しました。今のところ、病斑が出ている葉は、下部の葉の一部ですから、病葉の除去で対応できます。しかし、病気が全体に広がると、農薬を使わざるを得ません。
キュウリは4つの品種をそれぞれ1株ずつ育てています。品種は、北進、強健豊作、夏すずみ、うどんこ強し、です。北進だけが、初めて栽培する品種です。いずれの品種も大きく生育し、果実を成らせています。ただ、強健豊作は、初期生育が悪かったので、今も株が一回り小さく、収穫数も劣ります。下は昨日までの収穫数です。目標収穫数は各品種とも100本です。
野菜には病気だけでなく、虫が付きます。見かける虫は、ナスにはニジュウヤホシテントウです。葉の裏に付いている卵ともども、見つけては指でつぶします。トマトの果実には、オオタバコガの幼虫が穴をあけて侵入し果肉を食べています。果実を割って、幼虫をとりだし、潰します。
キュウリには、ウリキンウワバの幼虫がとりついています。若い葉の葉柄部の葉肉を食べるので、生長した葉の基部に輪状の穴が残ります。ひどい場合には葉身が萎れた状態になります。幼虫の体は緑色で、背中に多数の黒色の突起があります。尺取虫のように移動しますから、観てる分には楽しいのですが、これも、指でつかまえては潰します。