大実キンカンの開花
2022 8 18 (art22-0468)
かつての苗田に土を入れて造成したミカン畑に、2021年3月、6本のミカンの苗木を植えました。入口からみて、手前の列にネーブル、宮川早生、瀬戸内レモン、そして向こうの列に、宮川早生、由良早生、大実キンカンです。定植後、まだ、1年半ぼどしか経たないのですが、いづれの木も大きく生長しました。この時期、草刈り作業が追い付かず、畑は草ぼうぼうです。多くの苗木は1年生でしたから、今年は2年生、そして、来年には3年生となります。ミカンは3年生から実を付けると言われていますから、来年には実をつけてくれるでしょう。
但し、6本のミカン苗木のうち、大実キンカン(福寿)の苗木は2年生でした。今年は3年生となりますから開花を待っていました。ミカンの花は5月から咲くものですが、このキンカンは5月には花が咲きませんでした。しかし、8月に入り、10日後に開花しました。花は、新梢が伸びて先端に花が付く ”有葉花” です。新梢には葉が有りますから、文字通り、葉の有る花です。花が結実して果実("有葉果")になるころには、大きく展開した葉が光合成を盛んに行いますから、充実した果実になるでしょう。きっと。
今年は、新たに造成したミカン畑で、自家製のミカンが収穫できるかもしれません。楽しみです。大実キンカンですから、普通のキンカンより大粒なのです。楽しみが増します。