SUP大会(東郷湖)
2022 8 22 (art22-0469)
21日の日曜日の朝、散歩から帰った家内が、東郷湖沿いの夢広場辺りに沢山の人が出ていて、テントやのぼり旗が立っていたと言います。何かのイベントのようです。思い当たるものがありません。ブーンブーンとエンジン音が聞えたとも言います。エンジン音ならば、水上バイクではないかと思います。水上バイクの競技会であれば、見応えがありそうです。朝食後、しばらく机に向かって調べものをしていましたが、一段落したところで、夢広場へ行ってみました。途中、ブーンブーンとエンジン音が聞えます。音は、自動車免許試験場の実技試験コースで走行している4台の白バイからの音でした。操縦技術訓練をしているのでしょうか。ジグザグ走行時に、右に左に車体を傾けては減速と加速を繰り返しています。加速時、エンジンをふかす度にブーンと大きな音が出ます。家内が耳にした音は、これです。
夢広場周辺に人が出ていたのは、SUP大会でした。SUPとは、「Stand-Up Paddleboard」のことで、サーフボードの上に立ち、一本のパドルで漕いで、水面を進むウォータースポーツです。ほとんどの人が1時間くらい練習すれば、SUPを楽しむことができるそうです。自分で漕いで、ゆっくりと水面を進むのは気持ちがよいのでしょう。しかし、競技となると別ものです。
この日の大会は、「TRUMP Paddle Sessions Tour」の第3戦でした。なお、第1戦は神奈川県葉山町の一式海岸、第2戦は広島県福山市田島の海岸とか。駐車場には、県外ナンバーの車がひしめいていましたから、ツアー参戦の為、遠方から人が集まって、SUPスピードを競っていたのでしょう。レースのコースは3Kmと6Km、そしてキッズ用の1kmが設けられていました。6Kmとなると、ぼぼ東郷湖半周です。不安定なボードに立って、パドルを全力で漕ぐのは大変です。腰を痛めそうです。アマチュアトップクラスの時速は10km前後だそうです。水面をスイスイといった感じです。ただ、上の人は死にもの狂いでしょうが。
それにしても、地元の人は関心がないようで、出向いた人はいないようです。そもそも、大会自体を知らなかったようです。こうしたイベント、田舎ではよくあることです。遠くから人がやってきて、ワイワイ騒いで、帰って行くと言った類のものです。