ブレッドケース(木工)
2022 9 22 (art22-0478)
家内の要望で、ブレッドケースを作りました。我が家の朝食はパン食です。毎朝、自家製の焼きたてのパンを食べています。
ブレッドケースのサイズは、パン1斤が入るように、内寸 13x15x18cm (縦横高さ)としました。材料は、近くのホームセンターで購入した桐の集成材です。厚さは13mm。10mm厚の桐板で作ろうと考えていたのですが、ホームセンターには13mm厚のものしかありませんでした。
本体と蓋の枠は、45度にカットした木口同士を接着して(“留つぎ”)作りました。本体の底板は嵌め込み、蓋の天板はべた付け。本体と蓋の合わせは、本体の外側の4辺、蓋側の内側の4辺をカットして段差を作り、段差同士を合わせる “印籠型” としました。蓋が本体に隙間無く閉まります。
桐材は、給水性や吸湿性が小さいため湿気や水分が遮断されれるので、衣類を保存する箪笥などに使用されています。また、熱伝導率が非常に低く(0.063kcal /min℃)燃えにくいため、貴重品を保存する金庫の内箱などに使用されています。
今回初めて、桐材を使いました。軽い、軽量木材で知られてるバルサ材よりちょっと重い程度です。加工が容易。また、臭いもほとんどありませんから、菓子や果物などをちょっとしまっておく箱の材料に適しています。折を見て、幾種かの箱を作ってみようと思います。