秋ナス
2022 10 13 (art22-0484)
ほそぼそとですが、ナスの収穫が続いています。黒陽、千両2号、そして、庄屋大長、の3株ともに。この時期にもナスがとれるように、栽培管理方法を少し変えました。
夏だけでなく秋にもナスを成らせる一つの方法は、根切と更新剪定です。この作業を、夏の収穫がひと段落した時期に行うと、新根と新芽が発生し、弱っていた株が若返り、再び果実を付けるようになります。この方法は、2020年に試してみました。8月20日に根切りと更新剪定を行ったところ、1ヶ月後の9月21日に収穫が再開できました。10月中旬まで収穫は続き、26本のナスがとれました。
もう一つの方法は、株の良好な生長を長期にわたって維持していくことです。果実を収穫する度に、切り戻し剪定や混み合った茎葉を落としていきます。沢山の果実を一度に成らせると株が衰弱しますから、着果数と生育のバランスを調整して、株の活力を保持しながら果実を成らしていきます。今年は、この方法を試しています。9月から今までに、3株のナスから総数42本の果実を収穫しました。(最下段の果実の写真:左から、黒陽、千両2号の各1本、そして、庄屋大長の2本です)