補助ローラー(木工)
2022 10 20 (art22-0486)
バンドソー (RYOBI TBS-80) を使って、製材のまねごとを楽しんでいます。近くの製材所で手に入れた端材(角材や板材を切り出した残りの部分で、主に原木・丸太の周辺部)を、バンドソーで切断して2m長の角材を取り出しています。端材ですから太い角材は取り出せませんが、3 x 4 cmサイズのものは取り出せます。おもちゃのようなバンドソーですが、杉材であれば面白いように切れます。ただ、刃幅が狭い(6.35mm)ので、正確に真っすぐに切るには、ガイドを上手に使うこと、加えて、ある種のコツが必要です。
長い端材を切るには、補助ローラーが必要です。
バンドソーのテーブルの大きさは縦横ともに30cm程しかありませんから、長い木材を切る場合には、テーブルからはみ出た木材を支える道具、補助ローラー、が必要になります。支えるだけですから簡単な補助ローラーでよいので、自作することにしました。
材料
(1) スチール製ローラ(径32mm、長さ240mm)。通販で購入(572円)。
(2) L字平折り金具(75mm)2枚。ホームセンターで購入(2枚で176円)。
(3) 木切れ。
作成
L字平折り金具の中央の外よりに8mm径の穴を開ける。この穴にローラーの心棒を通して、L字平折り金具を木切れに固定する。以上です。なお、使うときは、補助ローラーを適当な台に載せて、ローラーの高さをバンドソーのテーブルの高さに合わせます。
簡単なローラーですが、あるのとないのとでは、作業の軽重が異なります。ローラーをテーブルの向こう側に置いて、受け台として使っていますが、手前にも、送り台としてローラーを置くと、もっと楽かもしれません。
製材所から手に入れた端材をアレコレ切っては楽しんでいます。製材、なかなか面白い作業です。